約40年前、大学時代に友人達とその友人の社会人友人のグループで福岡から鹿児島県出水市の鶴を見に行ったことがありました。
その時はものすごい数の鶴が田んぼに群れていて個々の鶴よりも灰色の塊が蠢いている様子とものすごく寒かった事しか記憶に残っていませんでした。
10人くらいいた参加者の全員が現地で凍えてへとへとになって、一緒に行った社会人の友人の現地の知り合いが学習塾をされていて、畳敷きの教室に避難させていただいて、しばらく仮眠をとらせていただきました、とてもはた迷惑な学生でした・・・。
さて今回は色々下調べをして自宅からは熊本インターから水俣までは高速と自動車道を使って3時間弱くらいで着くと言う事で朝8時に家を出て意外なくらいスムースに現地に昼前に到着して出水ツル観察センターに入りました。
本来入館料は大人一人220円なのですが駐車場で車一台につき1000円を鶴の環境整備費などを含めて徴収されていました。
もちろん二人分の入館料もその他カメラや双眼鏡のレンタルや電気自動車などのレンタル代も含むので納得です。
鶴は時間も昼近かったからか広い範囲に分散しているようで出水ツル観察センターの近くには前回ほどは集中していませんでしたがマナヅルとナベヅルが多く群れていました。
建物から川を渡ってもっと広い別の保護地域にも許可証をもらって自分の車や、電気自動車を借りて入ることが出来ます。
こちらの方が近くでツルを見ることが出来るみたいです。
ここにはツルと言うとよくイメージされる丹頂鶴はいなくてマナヅルとナベヅル、クロヅル、カナダヅル、ソデグロヅル、アネハヅル等を見ることが出来るそうで、私達はマナヅルとナベヅルは判りましたが他は確認できませんでした。
でも、来て良かったです、心に残るとても良い物が見られましたし、今後の作品にツルを作ってみたいとも思いました。
機会がありましたらまた来たいと思います。